Twitchまでもボイスチャットアプリケーションを作ったようです.Curseを買収したので当然といえばそうなのですが,Discordと比較してどうなのか,簡単にチェックしてみます.
SkypeやTS3,MumbleといったVoIPアプリケーションの牙城に切り込み,シェアを拡大し続けるDiscord.もともとはビジネス向けのSlackがベースでした.SlackはGoogleと提携していることから,どんどん新しく便利な機能をリリースしているように感じます.Skypeとか何十年も殆ど変わってないような...
ボイスチャット部分を見てみても高音質,ユーザー別の音量設定など,痒いところに手が届く設計になっていて,非常に便利です.そしてなにより高機能なチャット機能も持っていたことがDiscordをここまで広めたのかなという印象を受けます.emojiはもちろんカスタム可能なmoji,サムネイル付きのリンク,グループ別のチャット,ピン留め機能などなど...挙げればばキリがないくらいに色々と出来る辺りが,便利なだけでなく使っていて楽しいというところまでに至っているように感じます.
さて新星Discord(新星でもない?)ですが,破竹の勢いで拡大するシェアにも若干の脅威になりそうな動きがあるようで,Twitchが統合アプリケーションを用意しているとのこと.
今風なemoji中心のチャットにおいてゲーマー好みな"kappa"や"pogchamp"といった(本物の)顔文字が利用できるのはTwitchだけ...また各配信者のチャンネル購読することで利用可能なemojiも好評ですから,それをチャットで使いたいがために利用する人も出てきそうですので,ユーザー間のチャットアプリとして利用する場合にも一歩リードかなといったところ.
Twitchはアマゾン傘下ということで,ゲームの販売からAWSの豊富なサーバー群を利用したネットワーク機能まで全てを提供可能です.
Googleと提携したSlackベースのDiscord,Amazon傘下のTwitchの正面対決ということで,ユーザーがどう動いていくのか楽しみですね.アプリケーションは3月16日公開です.
ボイスチャット部分を見てみても高音質,ユーザー別の音量設定など,痒いところに手が届く設計になっていて,非常に便利です.そしてなにより高機能なチャット機能も持っていたことがDiscordをここまで広めたのかなという印象を受けます.emojiはもちろんカスタム可能なmoji,サムネイル付きのリンク,グループ別のチャット,ピン留め機能などなど...挙げればばキリがないくらいに色々と出来る辺りが,便利なだけでなく使っていて楽しいというところまでに至っているように感じます.
さて新星Discord(新星でもない?)ですが,破竹の勢いで拡大するシェアにも若干の脅威になりそうな動きがあるようで,Twitchが統合アプリケーションを用意しているとのこと.
統合アプリケーションとなると何が統合されているのかということになりますが,それぞれを確認していきます.
配信,視聴
TwitchのベースはJustin,ということでこれまでweb上で楽しめていた配信サービスは同様に視聴,配信できるようです.
最近になってTwtichはコミュニティ機能を追加したりと,視聴するユーザーと配信者の距離を縮めようとしています.今回のアプリケーションでも同様にコミュニティの配信,チャットを楽しむことができるようになるようで,ここは変わらずといったところ.
サーバー
Discordを脅かす理由の一つとして,サーバーを建てられる機能があるとのこと.こちらもDiscordと同様の形式で,ユーザーが自由に設定できるようです.
配信を利用することで簡単な画面共有も行えるとのこと.ラグが気になるところではありますが...サーバーを身内用とすることも勿論可能でチャット,ボイスチャットなどゲーマー的に必要なものは揃っていそうです.
ソーシャル
フレンド,コミュニティを登録するすることが出来るようで,チャット,ボイスチャット,ビデオ通話などが行えるようです.
Discordと同様,彼らの行動も分かりますので,意思疎通も図りやすくなるとのこと.
勿論ゲーム中,配信中も通話可能で,ココらへんはDiscordというよりSkypeの雰囲気ですね.
テキストチャンネル,ボイスチャンネルどちらも細かく設定可能で,参加コミュニテイ毎に選択できるようです.コミュニティ毎にサーバーが建ち,それらに応じてチャンネルが確認できるということなんだと思います.ココらへんはDiscordと同じですね.
Kappa wins?
配信からチャットアプリケーションまでを統合したTwitch Appですが,如何でしょうか.実際に使ってみないと分からない部分も多いですが,機能を見る限りあらたな新星現るといったところ.
豊富な機能を有しシェアを獲得したDiscordに対して,似たような機能をもってTwitchまでも参戦ということで急に激戦区となったVoIPアプリケーション.実際にはCurseを買収した時からこの計画は進んでいたのだなということなのでしょう.または、お近くの親切な友人、仲間、ビデオチャットでチームメイトと直接顔を合わせることができます。 美しいHDで最高5人まで一緒にチャットできます。 スクリーン共有も簡単です。
Remember the acquisition of Curse? Over the past few months, our teams have been hard at work merging the best of the Curse platform to create our own Twitch experience. Today we are excited and proud to announce the launch of the Twitch Desktop App beta on March 16th.Twitchには配信者を中心として人が集まっていたものの,彼らを囲い込むことが出来ておらず,視聴者止まりになっていた現状を打破するためにも,Twitchに留まってもらうという意図が見えてきそうです.
今風なemoji中心のチャットにおいてゲーマー好みな"kappa"や"pogchamp"といった(本物の)顔文字が利用できるのはTwitchだけ...また各配信者のチャンネル購読することで利用可能なemojiも好評ですから,それをチャットで使いたいがために利用する人も出てきそうですので,ユーザー間のチャットアプリとして利用する場合にも一歩リードかなといったところ.
Twitchはアマゾン傘下ということで,ゲームの販売からAWSの豊富なサーバー群を利用したネットワーク機能まで全てを提供可能です.
お気に入りのゲームのアドオンをアプリ内で直接検索、インストールを管理します。 クラウドストレージで複数のマシン間で設定を簡単に運ぶことを容易にします。近日公開です!気になるのはこの部分で,ひょっとするとこちらはSteamを意識しているのでは...という気もしますがまだ分かりません.
Googleと提携したSlackベースのDiscord,Amazon傘下のTwitchの正面対決ということで,ユーザーがどう動いていくのか楽しみですね.アプリケーションは3月16日公開です.