LoL or CS:GOに特化した撮影ソフトとのことですが,他ゲームでも全然有用に使えたので”有料キャプチャソフト殺し”な本ツールについて少しまとめてみたいと思います.
LoL or CS:GOに特化した撮影ソフトとのことですが,他ゲームでも全然有用に使えたので”有料キャプチャソフト殺し”な本ツールについて少しまとめてみたいと思います.
ゲーム動画をキャプチャするという行為は長く行われてきており,最近では配信文化とで半々くらいを占めているように思います.キャプチャソフトとしてはDextoryやFrapsなど有料ソフトがありましたし,無料でもアマレコなど便利なものが多数ありました.最近はグラフィックドライバに付属する形でNVIDIA,AMDそれぞれShadowPlay,Raptrを用意しており,時間を遡って動画を撮影出来たりと,最早無料で十分な時代になりつつあります.
それでも,ShadowPlayは一定時間を遡ることしかできず,この試合は良かったから取っときたいなとか,今回はフレンドと集まったから試合ごとにとっておきたいなとか細かなニーズはカバーしきれていない用に感じます.NVIDIAといえど各ゲームに最適化して撮影環境を提供するのは難しいでしょうから,当然といえば当然です.かといって,有料ソフトでそこまでできるものもなく,画質は良いのだが容量もとるし編集は難しいし,ということからなかなか気軽に撮影できないなぁというのが本音でした.
そんな面倒な作業すべてを一括して簡便化してくれるのがPlays.TVの撮影機能で,個人的にこれは凄いなぁと感じているので軽く紹介したいと思います.最近Dyrus氏のTwitch配信を見ていると,Killされる度になにやらリプレイを再生しており,如何なるソフトなのだろうと調べたのがPlays.TVに出会ったきっかけです.
導入もあまりにも簡単でした.
TOPページからクライアントをダウンロードできますから,ダウンロードしたplaystv_installer.exeを展開すれば自動的にインストールされ,起動までされます.
後述するLoLないしCS:GOのタイムラインの機能はアカウントの登録が必要となります.
登録します.
Facebookないしはgoogle+,CS:GOとの連携はsteamでの認証もできますし,Plays.tvそのものはメールアドレスとID,パスワードのみで登録が可能です.ユーザーネームはPlays.tvでのシェアに使われ,後々変更できないのでシェア機能を使う際は注意が必要となります.
インストールを終えるとPlays.tvのクライアントが起動すると思います.そのままではちょっと不安なので右上のギアマークから設定を変更していくことにします.最近のクライアントと少しUIが違ってくるかもしれませんが,根本的には変わっていないはずです.
動画撮影機能を使いたいので,マイセッションをオンにしておきます.セッションとはゲームが起動している状態を指し,実際にマッチが行われている区間になります.ロードから終了までを撮影されます.ブックマークの長さは自分でブックマークを指定した場合の長さになりますが,これは後で編集の際に変更できますから深く考える必要はありません.スペースの自動管理は動画を保存するディスクに合わせて設定します.動画キャプチャーはゲームの区間を自身で指定する撮影モードになりますが,起動から終了まで勝手に撮影してくれるセッションモードで十分ですからこちらはオフにしておきます.ディスクの容量や,撮影頻度にあわせて動画の画質を設定します.識字率という点からは上記の設定でも十分だと思いますが,ココらへんは好みだと思いますのでいくつか撮影してみるといいでしょう.
説明の通りで,HUDに関する情報になります.HUDはじゃまになることも多いので切ってしまってもいいでしょう.下段はサウンドに関する情報になります.こちらも画質と同様で,一度確認してみると良いと思います.ゲームサウンドは本当のゲームサウンドではなく,PC上で再生されている音声全てになりますから,BGMをかけながら撮影した動画をシェアしたい場合などには注意が必要となります.
干渉の内容に設定すればいいでしょう.デフォルトではShadowPlayと干渉があったかな?なかったかもしれませんがFF14と被るものがあったので少し変更しています.
フォルダでは保存フォルダとテンポラリフォルダが必要となってきます.保存フォルダ下でゲーム毎のフォルダが自動生成されるので,Plays.tvのフォルダを作ってあげればいいでしょうか.
情報記憶機能がなんなのかわかっていないのですが,オンにして余計な動作が行われている様子もないです.その他は好みだと思いますが,クライアント言語はここで変えてからPlays.tvの再起動が必要となります.
通知はオフでいいと思います.いちいち出てきて面倒ですし.アカウントを同期するとゲームのイベントを動画と同期してくれます.ありがたいですね.ここでPlays.tvへの登録が必要となってくるわけです.
早速使ってみます.まずはLoLから.Plays.TVを起動した状態で普通にプレイします.
ゲームを終えると自動的に動画が保存されていきます.MFしか遊んでいないのはまた別の話ということで...
左側にダララと撮影された動画が一覧されていきます.この時アカウントとトリンクしていればゲームの情報を表示してくれます.今回はいい感じにキャリーできた上から二番目のマッチを見てみることにします.
一つのマッチを選択すると(上記は選択された状態でした),自身がキルをしたシーンにブックマークがされています.自動的に区間を切り出してくれているので,このまま右下のボタンからshareしてもいいでしょう.今回はshareが目的ではないので,このまま見ていきます.序盤でキルが発生したシーンもいいのですが,キルマークの上に書かれているマルチキル情報を参考に4 - quadrakillをしたシーンに切り替えたいと思います.とはいえそこをクリックするだけです.
下段のバーを見るとわかると思いますが,切り出してくれる時間や範囲も自動的にやってくれています.黄色い範囲をドラッグすれば位置を,左右のバーをドラッグすれば範囲を任意に切り替えることができます.キル情報だけではゲームの流れが分かりづらいので,別の情報も表示させたいときは右下のアンテナ?マークから切り替えることができます.
キルのみが表示になっているので,全選択にしてみます.
今度はちょっとゴチャゴチャして分かりづらい...デスシーンにフォーカスして試合を振り返ってみたいときはデスを選択すればOK.
デスシーンに移動しました.何が悪かったのか考えたりすることもできそうですね.
LoLだけでなく,他のゲームも撮影することができます.公式ではLoLとCS:GO専用のように書かれていて少し誤解を受けるようなきがするのですが,SNSに参加してみると他のゲームのプレイもアップロードされており,撮影ツールとして利用できることが分かります.
The Long Darkを少し遊んだので,Plays.TVで撮影してみます.先程と同様にPlays.TVを起動した状態で,ゲームを遊び,終了します.
自動的に動画が撮影されているので,保存されたクリップを選択します.流石にLoLとは異なり,ゲーム内のイベントを表示してくれることはありませんので,自分で保存したいシーンをブックマークしていきます.再生位置アイコンの丸い円にマウスオーバーするとブックマークボタンが出てくるので,クリックするとその位置で指定した時間だけクリップを選択してくれます.
FRESTRY LOOLOUTに到着したシーン.ここをブックマークしてみます.これで動画を上げてもいいでしょうし,ブックマークだけでとどめておいてもいいと思います.ただ撮影した動画を利用したい場合は,ブックマークをする必要もないと思います.
撮影された動画は,動画選択時の左側,マイセッション動画というサムネイルを右クリックすることで保存されたフォルダまで移動することができます.MP4で保存されているので,そのままコピー&ペーストしてもいいでしょうし,カットしてもいいと思います.そこからは自由でしょう.
という感じで,撮影するだけという点から見ると非常に便利でしたのでざっくりとまとめてみました.これまでの撮影ツールと比較すると圧倒的に簡単,そして自動的にゲームを認識してくれるという有難すぎる機能,意外と軽めの動作,よく圧縮された動画などいいことづくめな気がしています.長年定評のあるDxtoryなど有料ソフトは画質の細かい指定やオーディオソースの選択機能など,有料なりの機能も付加されていますが,とりあえず動画を取ってみたいという場合には十分すぎると思います.
- Plays.TV
ゲーム動画をキャプチャするという行為は長く行われてきており,最近では配信文化とで半々くらいを占めているように思います.キャプチャソフトとしてはDextoryやFrapsなど有料ソフトがありましたし,無料でもアマレコなど便利なものが多数ありました.最近はグラフィックドライバに付属する形でNVIDIA,AMDそれぞれShadowPlay,Raptrを用意しており,時間を遡って動画を撮影出来たりと,最早無料で十分な時代になりつつあります.
それでも,ShadowPlayは一定時間を遡ることしかできず,この試合は良かったから取っときたいなとか,今回はフレンドと集まったから試合ごとにとっておきたいなとか細かなニーズはカバーしきれていない用に感じます.NVIDIAといえど各ゲームに最適化して撮影環境を提供するのは難しいでしょうから,当然といえば当然です.かといって,有料ソフトでそこまでできるものもなく,画質は良いのだが容量もとるし編集は難しいし,ということからなかなか気軽に撮影できないなぁというのが本音でした.
そんな面倒な作業すべてを一括して簡便化してくれるのがPlays.TVの撮影機能で,個人的にこれは凄いなぁと感じているので軽く紹介したいと思います.最近Dyrus氏のTwitch配信を見ていると,Killされる度になにやらリプレイを再生しており,如何なるソフトなのだろうと調べたのがPlays.TVに出会ったきっかけです.
インストール
導入もあまりにも簡単でした.
TOPページからクライアントをダウンロードできますから,ダウンロードしたplaystv_installer.exeを展開すれば自動的にインストールされ,起動までされます.
後述するLoLないしCS:GOのタイムラインの機能はアカウントの登録が必要となります.
登録します.
Facebookないしはgoogle+,CS:GOとの連携はsteamでの認証もできますし,Plays.tvそのものはメールアドレスとID,パスワードのみで登録が可能です.ユーザーネームはPlays.tvでのシェアに使われ,後々変更できないのでシェア機能を使う際は注意が必要となります.
インストールを終えるとPlays.tvのクライアントが起動すると思います.そのままではちょっと不安なので右上のギアマークから設定を変更していくことにします.最近のクライアントと少しUIが違ってくるかもしれませんが,根本的には変わっていないはずです.
一般
動画撮影機能を使いたいので,マイセッションをオンにしておきます.セッションとはゲームが起動している状態を指し,実際にマッチが行われている区間になります.ロードから終了までを撮影されます.ブックマークの長さは自分でブックマークを指定した場合の長さになりますが,これは後で編集の際に変更できますから深く考える必要はありません.スペースの自動管理は動画を保存するディスクに合わせて設定します.動画キャプチャーはゲームの区間を自身で指定する撮影モードになりますが,起動から終了まで勝手に撮影してくれるセッションモードで十分ですからこちらはオフにしておきます.ディスクの容量や,撮影頻度にあわせて動画の画質を設定します.識字率という点からは上記の設定でも十分だと思いますが,ココらへんは好みだと思いますのでいくつか撮影してみるといいでしょう.
インゲーム
説明の通りで,HUDに関する情報になります.HUDはじゃまになることも多いので切ってしまってもいいでしょう.下段はサウンドに関する情報になります.こちらも画質と同様で,一度確認してみると良いと思います.ゲームサウンドは本当のゲームサウンドではなく,PC上で再生されている音声全てになりますから,BGMをかけながら撮影した動画をシェアしたい場合などには注意が必要となります.
ホットキー
干渉の内容に設定すればいいでしょう.デフォルトではShadowPlayと干渉があったかな?なかったかもしれませんがFF14と被るものがあったので少し変更しています.
フォルダ
フォルダでは保存フォルダとテンポラリフォルダが必要となってきます.保存フォルダ下でゲーム毎のフォルダが自動生成されるので,Plays.tvのフォルダを作ってあげればいいでしょうか.
クライアント
情報記憶機能がなんなのかわかっていないのですが,オンにして余計な動作が行われている様子もないです.その他は好みだと思いますが,クライアント言語はここで変えてからPlays.tvの再起動が必要となります.
アカウント
通知はオフでいいと思います.いちいち出てきて面倒ですし.アカウントを同期するとゲームのイベントを動画と同期してくれます.ありがたいですね.ここでPlays.tvへの登録が必要となってくるわけです.
使ってみる
早速使ってみます.まずはLoLから.Plays.TVを起動した状態で普通にプレイします.
ゲームを終えると自動的に動画が保存されていきます.MFしか遊んでいないのはまた別の話ということで...
左側にダララと撮影された動画が一覧されていきます.この時アカウントとトリンクしていればゲームの情報を表示してくれます.今回はいい感じにキャリーできた上から二番目のマッチを見てみることにします.
一つのマッチを選択すると(上記は選択された状態でした),自身がキルをしたシーンにブックマークがされています.自動的に区間を切り出してくれているので,このまま右下のボタンからshareしてもいいでしょう.今回はshareが目的ではないので,このまま見ていきます.序盤でキルが発生したシーンもいいのですが,キルマークの上に書かれているマルチキル情報を参考に4 - quadrakillをしたシーンに切り替えたいと思います.とはいえそこをクリックするだけです.
下段のバーを見るとわかると思いますが,切り出してくれる時間や範囲も自動的にやってくれています.黄色い範囲をドラッグすれば位置を,左右のバーをドラッグすれば範囲を任意に切り替えることができます.キル情報だけではゲームの流れが分かりづらいので,別の情報も表示させたいときは右下のアンテナ?マークから切り替えることができます.
キルのみが表示になっているので,全選択にしてみます.
今度はちょっとゴチャゴチャして分かりづらい...デスシーンにフォーカスして試合を振り返ってみたいときはデスを選択すればOK.
デスシーンに移動しました.何が悪かったのか考えたりすることもできそうですね.
LoLだけでなく,他のゲームも撮影することができます.公式ではLoLとCS:GO専用のように書かれていて少し誤解を受けるようなきがするのですが,SNSに参加してみると他のゲームのプレイもアップロードされており,撮影ツールとして利用できることが分かります.
The Long Darkを少し遊んだので,Plays.TVで撮影してみます.先程と同様にPlays.TVを起動した状態で,ゲームを遊び,終了します.
自動的に動画が撮影されているので,保存されたクリップを選択します.流石にLoLとは異なり,ゲーム内のイベントを表示してくれることはありませんので,自分で保存したいシーンをブックマークしていきます.再生位置アイコンの丸い円にマウスオーバーするとブックマークボタンが出てくるので,クリックするとその位置で指定した時間だけクリップを選択してくれます.
FRESTRY LOOLOUTに到着したシーン.ここをブックマークしてみます.これで動画を上げてもいいでしょうし,ブックマークだけでとどめておいてもいいと思います.ただ撮影した動画を利用したい場合は,ブックマークをする必要もないと思います.
撮影された動画は,動画選択時の左側,マイセッション動画というサムネイルを右クリックすることで保存されたフォルダまで移動することができます.MP4で保存されているので,そのままコピー&ペーストしてもいいでしょうし,カットしてもいいと思います.そこからは自由でしょう.
という感じで,撮影するだけという点から見ると非常に便利でしたのでざっくりとまとめてみました.これまでの撮影ツールと比較すると圧倒的に簡単,そして自動的にゲームを認識してくれるという有難すぎる機能,意外と軽めの動作,よく圧縮された動画などいいことづくめな気がしています.長年定評のあるDxtoryなど有料ソフトは画質の細かい指定やオーディオソースの選択機能など,有料なりの機能も付加されていますが,とりあえず動画を取ってみたいという場合には十分すぎると思います.