東プレ Realforce 91UG-Sを購入したのでレビュー

ゲーミングキーボードというとRazerやCorsairブランド辺りのものをよく耳にするのではないかと思いますが,国産キーボードの雄とも言える東プレもゲーミングキーボードとしてリリースしています.東プレの静電容量を利用したゲーミングキーボードという意味では91UDK-Gがあるのですが,厳密にはダイヤテックオリジナル扱いなので,東プレから出しているものとしては今回の91UG-Sが初.情報が出たのは2015年のTGSで,そこから2月発売予定に振り回され,蓋を開けてみれば5月発売になり,そして今回購入したのが11月,という風に考えると随分経ってしまった感じですが,購入したのでレビューしていきたいと思います.

購入は例に漏れずAmazonです.値段は24,554円で,Realforceのテンキーレスにしてはかなり高額ですが,流通の少ないモデルですので致し方ないところだと思います.頼めばすぐ来ます.

開封 - デザインチェック


東プレは全てこの梱包です.そこらの普通のキーボードより余程チープなただのダンボールです.別段何か書かれているわけでもなく,Realforceはどれも同じような感じですね.

最早裏面は何も書かれていないという.ここまで突き抜けているとゲーミングデバイスコーナーで逆に目立ちます.

表と裏面がこんな感じですとこの箱に入っているものが何なのか分からなくなってしまいますが,流石にサイドに説明のシールが貼られています.無駄なネーミングによる誇大広告もなくシンプルに30g,静音であることのみが書かれています.

中身は4種類.本体,交換用キャップ,キー抜きツール,保証書となっています.キャップ交換できるようになっているのはメカニカルらしいかなといったところ.交換は後ほど.

本体をクローズアップしてみてみます.東プレテンキーレスモデルの多くはこの配列となっています.個人的には十字キーの列も要らないのですが,そうするとHHKになってしまうので差別化が難しいのでしょう.あとRealforceのロゴの部分のマージンもいらないと思います... 実際の色合いはもう少し明るい色になっています.

刻印は昇華印刷で,色合いも含めて91UDK-Gに比べると見やすいのですが,格好良さという点ではUDK-Gの方が好きです(もう少しキーキャップがカスタムしやすくなれば嬉しいですね).刻印はかななしで,必要のない私には助かります.

裏面です.91UDK-Gはキーマップ交換用の切り替えdipスイッチがありましたが,本気には搭載されていないのでスイッチ部分はただの窪みになっています.ゴム足も最低限付いていますし,ガタツキも無いので作りは標準的です.ただし91UDK-G同様鉄板か何かの錘が入っているくらいに重いですので,かなり強くタイプしても全く微動だにしない点は東プレのキーボードらしさがしっかりと出ています.ケーブルは右,中央,左の三箇所から出せます.レール上の固定はガッチリなされるので思い切って引き抜きましょう.

Realforceのケーブルは異様に太いのでこれくらいの強さで縛れるマジックテープ式はありがたいところ.そんなケーブルのタイにはしっかりRealforceのロゴが入っています.

横から眺めてみます.この傾きはどのキーボードでも共通で,手に馴染む角度になっていますが,完全なエルゴノミクスではないので押しづらいものは押しづらいです.
 

ということで折角なのでキーキャップを交換してみます.付属のキー抜きは少し抜き辛いですが,慣れればポコポコと抜いていけます.キャップの色合いはこの写真が一番近いです.参考までに.

抜いていて思ったのは静音使用だからか,紫色の軸になっていることです.91UDK-Gは黒色でしたので,ここが“ソフトタクタイル”なのでしょうか.それ以外は見た目では分かりませんでした.
 
交換用キャップは赤色です.TGSなどのイベントでは他の色も配っているのでダイヤテック辺りで取り扱ってくれないものでしょうか.買います.最近はQWERも交換できるようになると更にトレンドをおさえた感じになりそうです.

某所のレビューでも見かけたのですが,キャップのバリが残っているのは少し残念なところです.見えない部分なのでどうでもいいといえばどうでもいいのですが,値段を考えると欠点と捉えられなくもない感じです.


交換してみました.致命的にダサい感じになっていますが,このダサさもゲーミングデバイスっぽくていいかなと思いますので,このまま使っています.この写真見て気づきましたが,Windowsキーも91UDK-Gと変わっていて,Windows8.1,10仕様になっています.

レビュー


あくまで個人的な意見であることを予めご理解くださいませ.

デザイン

デザインはRealforceのものを全て流用しているので,触れるものではないと思いますが,市場に流通するゲーミングキーボードのなかではシンプルな方だと思います.ただ,シンプルさを突き詰めたフレームレスのキーボードもありますから,そういう意味ではココらへんは好みだと思います.とはいえキャップの色合いは少しダサいなというところで,交換用キャップを視野に入れても良いかもしれません.

サイズ


91キーということで,ゲーミングキーボードとしては小さめ.フルサイズの場合テンキーはマウスパッド上にハミ出しがちなので,標準的な配置でモニター前に両手を置くとすると設置はしやすいです.
フルサイズのG910と,91UG-Sと同サイズの91UDK-Gを所有していた時の比較です.


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G910のレビューもいずれ書こうかと考えていますが,G910は非常に巨大なキーボードで,日本の住宅環境で小さめのPCデスクに設置するには向かないと思います.また,テンキー付きということもあって,左手が非常に遠くに配置される格好となります.

その後にしばらく使っていたサンワサプライのコンパクトキーボード.

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このキーボードは訳あって二台購入しているのですが,使用感が91UDK-Gに一番近かったです.またキーの配列も素晴らしく,この価格帯にしては使いやすかったです.写真でも分かると思いますが,十字キーの列がないのは偉大で,マウスパッドの設置の自由度が格段に上がります.

よってフルサイズよりはテンキーレスを好む私からすると91UG-Sのサイズはベストでした.

30gの押下圧


30gの押下圧と聞いてどのくらいなのか想像できる人というのもそうそう居ないと思いますが,相当軽いです.G910も軽いですが,それ以上の軽さがあります.強いて言えばCherry青軸の最初の押し出し後がずっと続いているような感じでしょうか.はっきりとした確証はないですが,セブンイレブンのATMもこの押下感に近いです.91UDK-Gはそもそも静音モデルではなかったので,細かな仕様の差による部分はあると思いますが,明らかに軽いと感じます(2/3なので当然です).

デリケートな扱いをしなければならないという意見や,軽すぎるという意見も見受けられますが,そこまで意識するほどではないと思います.軽さと反応の速さは厳密には異なるファクターですが,ゲーミングキーボードとしてみればこれほどに入力しやすいものもないです.

静音性


静音性モデルを謳っているだけあって,静かです.45g押下圧の91UDK-Gを使っていた頃ですら結構底打ちをしてしまい,カチャカチャと音を立てていたので30gだと煩くなりそうだなと思っていました.しかしそれが全くなく,ポコポコと音が出る程度で本当に静かです.底打ちもしていると思うのですが,何らかの施策がしてあるのか,ダンパーがあるのか分かりませんが底を打ったときも気になる音は殆どしません.静かなキーボードを求めている人にはベストだと思います.

総評


買いです.

しかし,試打できる機会があった場合にこの差が気になるようであれば,好きな方を選ぶのがいいとは思いますが,私は91UG-Sをオススメします.静かですし,たまらなく軽いです.久々にキーボードを購入しましたが,しばらく更新の時期は訪れなさそうな予感です.

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