WCS 2016準決勝NYにおける1日めをレポートします.前後の観光旅行のほうが長いって声も聞こえてきますが.MFサポートのルーツはこちら.
前回ではWCS準決勝初日の前日まで触れました.成田からの出国,そしてドキドキのアメリカ入国,その後の午後に観光をしたという流れです.結局のところあまり観光はできなかったような感じになっていますが,Times Squareに行けただけでも良かったかなと考えています(The Division的に).
そして来る準決勝初日ですが,旅行の日程としては2日目となります.正直なところ時差ボケが抜けず…悶々としながら横になっていたものの,結局ここでもあまり眠れませんでした.そうこうしているうちに朝9時頃になっており,外を見てみるとあいにくの雨.土砂降りという天候がNYにあるのかは分かりませんが,この日はパラついたり止んだりという,ある意味で一番鬱陶しい天候でした.彼らがHoodieを着る理由がよく分かったような気がします.程度にもよると思いますが,傘をさす人とHoodieで半々くらいでしょうか.
雨も降っているということで,屋外の観光地ではなく屋内の観光施設へ向かうことに.電車も嫌,と駄々をこねた結果uberを使うことになりました.
uberだと11ドル程度かかりました.とはいえ雨の中歩いていかねばならないということを考えれば,ホテル前から目的地まで届けてもらってこの値段なら安いのではないかなと思います.すぐ来ますし.ということで行ったのはアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History).日本でいうところの科学技術館とかを想像していただければ大体どのような所か分かるかと.ナイトミュージアムの舞台にもなってました.
ということで午前中の観光地として選択したのはアメリカ自然史博物館です.まずチケットを買います.入場料としては日本と同じくらい~少し高いかなという気もしますが,実際に展示を見てみるとむしろ安いくらいだとは思いますので,ここで値段を気にするのも無粋なものです.
並んで買う窓口と機械の発券機が置いてあったのですが,発券機はなぜかガラガラ.目ざとい友人がすぐに気づいてくれて並ぶことなくチケットを入手し入場.手荷物検査を受けてから入ります.
案内パンフレットは英語だけでなくフランス語など多言語のものが用意されており,日本語のものもありました.流石この規模の博物館となると用意していますね.
館内はFree Wifiが完備されており,自由にネット接続できます.メールアドレスも必要ありません.
正直なところこの博物館があったからこそARK: Survival Evolvedが生まれたのではないかと思ってしまうほど資料が揃っていました.逆に言えばARKはそれだけしっかり世界観を作っていたのだなと気付かされます.
4階から回っていったのですが,一面骨だらけ.これだけの発掘した化石を用意できるのは大陸ならではという感じで,その量は素晴らしいものがあります.旅行していたメンバーはARKを少し遊んでいたことから,なんだか見たことあるな~と感じつつ回っていました.本当に量が多いので全ては紹介しきれないのですが,撮影したものから幾つかピックアップしていきます.
これだけの頭蓋骨ですが,脳はどのくらいの大きさなのだろうという話をしていたのを覚えています.また角周りの扇状の部分というのは骨なのですね.軟骨か筋肉のような組織だと思っていました.
実際に発掘された骨とレプリカで補填しているものがどの部位か分かるようになっています.結構集まっているようです.
そのエリアで紹介された種族の系統図が各ブロックに置かれています.画像では一見小さく見えますが高さは4mくらいあり,相当巨大です.
Tameして空を飛んでいけそうな鳥や海洋生物はこのように吊るされて展示されていました.
恐らくこの博物館で見かけた化石の中で最も巨大だったのはこれだと思います.部屋の端から端まで約40mくらいはあるのでしょうか,あまつさえ出入口から頭が飛び出てしまっているという.こういう演出は面白いですよね.
ARKにもこのような亀が居ました.硬い上に噛みつかれると結構痛いという.
専門家が頭だけでどこまで予想できるのかは知らないですが,流石にこれだけでは無理があるのではと思いました.
広大な恐竜・化石コーナーを終えると次は動物の剥製が並ぶエリアに移ります.
各セクションでテーマが決まって展示されています.
この雰囲気って,CoD MW2のおまけを思い出すのですがどうでしょうか.ちょっと違うかな?
AFRICAの世界観丸出しのサバンナの動物や,密林のオランウータンまで.
間違えました.
そして...
C9 Monkey.白い歯と少し上げた左手がチャーミング.
その他にもNYで観ることの出来る鳥など変わったコンセプトの展示もあります.
2,3階は人類史という感じで,それぞれの民族の文化に触れることが出来ます.
狩猟のための武器は本当に様々ですが,弓や吹き矢だけはどの地域でも見受けられるという感じ.逆に剣や槍といった近接武器の作り方は異なっているように思います.
Gnarのメインウェポン(どちらかと言うとSivirかもしれませんが),ブーメランも狩猟や戦闘の武器として利用していたとのこと.形も様々です.
謎の彫刻.やたら顔がリアルという.
こういった小さい魔除けの人形?彫刻というのは沢山保管されていました.大きさも色々で,身長くらいのものからモアイサイズまで展示されています.
こちらも何らかの意図があるのでしょうが,木彫りです.
こちらは中国かどこかアジアのものだったと思いますが,装飾が尋常ではない精巧さだったのが印象的でした.
口噛み酒の文化はどこでもあったという事が分かります.アジア圏としては日本も片隅(Far Eastらしさ出てると思いますが)で展示されていました.やたら侍がFeatureされていたのですが,疲れ果てていたため写真を撮っていないという大失態.日本文化として天皇制に触れられていたのを覚えていて,確かに世界的にみても長い歴史の皇室は珍しさがあるのかなといったところでしょうか.
ということで,このエリアでは各民族文化の歴史を体験できるのですが,結構不気味なものも多く,なんだか呪われそうな雰囲気の場所もありました.実際かつては呪詛の意味で利用していたのだろうという道具も展示されているので,興味深い反面こちらもお祓いされたい感じです.
一階に降りてくると,水生生物の展示があります.
クラゲからクジラまで多数の展示がありますが,リアルに生息している様子を観察できる水族館に一歩譲るかなという感じで,少し物足りなさもあります.とはいえ展示の種類は豊富なので,珍しい生物を見ることも出来ます.
一階には他に宇宙に関するものや鉱物や元素に関するセクションもあったのですが,既にここまでで結構な時間になってしまったので回らずに退散しました.もう少し時間があれば入れ色回れる感じなので,訪れる方は4,5時間は確保しておいたほうが良いかもしれませんね.
ミュージアムショップは館内に何箇所かあります.マグカップやアパレルだけでなく,誰が買うのだろうと疑ってしまう7999ドルのアメジスト原石が巨大な塊状態で売られています.
アメリカ自然史博物館で呪われた一行は時間を考慮して早めに移動を開始しました.この段階で14時過ぎだったと思います.向かうのは勿論MSG.
MSGはPenn Stationから直結で入ることが出来ます.雨だったのでこれはありがたい限りです.思えば後楽園 - 東京ドームや九段下 - 武道館,海浜幕張 - 幕張メッセなどは全て一度地上に出るので是非見習って欲しいものです.
ロビーには模型が置かれています.こうしてみると大きい会場であることが分かると思います.2万人弱位は入るのではないでしょうか.既に会場は受け入れできる様子でした.
さて,開場前に着いたわけですが,それには理由があります.それはこちら.
MSGの通りを挟んだ向かい側のPENN PLAZA PAVILIONで開かれていたRiftwalkを観に行くためでした.Riftwalkは朝10時からMSG開場の16時まで開いていたのですが,終了間際ということもあって人が多かったのか,入るのに少し列を作って待っていました.
待っている間に2人組に声をかけられ
“SKT or ROX?”
と聞かれたので“ROX”と返すと意見が一致したのかhigh five.
NFCタグの付いたリストバンドを陽気なスタッフさんに付けてもらい入場します.
この後は展示を見て回ったり撮影コーナーで写真を撮ったりと色々出来るようになっています.展示についてはまた別途記事にしますので,そちらでご確認ください(画像が非常に多くなりそうなので).
さて,自然史博物館で呪われた後にRiftwalkでサモナー気分を味わったことになりますが,それでも時間としては15時半くらいで,開場を待つにしても少し早いかなと判断し,また観光へ.MSGから程なく歩いたところ(8ブロック,15分程度)にニューヨーク公共図書館があります.
この位置関係,覚えていますでしょうか.The DivisionではDark Zoneとしてネームドのボスがスポーンする場所でしたね.
これだけの建築が残っているのは地震の少ないエリアならではだなと思います.
内部では本を借りて読むことも出来ますし,机を利用してPCを広げることもできます.ハリーポッターの世界のようですね.読書スペースではなく,フリースペースがあったので一行もここでひと休憩することに.そしていよいよ開場の16時を回ったのでMSGへと向かいます.
図書館を出て,また歩くこと15分.会場となるMSGに到着します.円形の特徴的なデザインの建物が見えてくれば気持ちも高ぶるというもの.
会場周辺はもうコスプレをしている人からTeemo帽子を被っている人,TSMのジャージ姿の人など様々で,サモナーで溢れかえっていました.
そして手荷物検査を済ませます.ここはスタッフが異様にピリピリしていて,何故か怒号が飛び交っているという.萎縮させていく作戦なのか...
エントランスロビーには物販が有ります.ここが一番揃っていますが,カウンターが二箇所しかなく,ものすごい混み方でした.友人はフレンドの分も含めここで結構買っていましたが,問題なく接客してもらえたとのこと.
会場への入場は一箇所から.Arena Levelと100 Level,そしてvipなどに向けたSectionがあります.
そして入場前に警告が出ています.放送に顔が映る可能性があるということ,写真に映り込む可能性があることなどが書かれています.同意できない場合は引き返すことになります.
チケットを見せて通過すればスティック風船の配布が有ります.そしてエスカレーターを登り,100 Levelの入場口から入ります.
このレベルにも物販がありますが,品揃えは少なめ.私はポロのぬいぐるみが欲しかったので,こちらで購入.友人は防止やフィギュアを買っていました.こちらはほとんど並んでいなく,スムーズに購入できます.
そして入場していきます.隣接するブロックとの間に昇降口があります.ここにもスタッフが配置されていて,チケットの確認とともに席まで案内してもらえます.
座席は最高でした.
本当に手の届くような距離にアナリスト席が有り,これは期待できるのでは!?と興奮していたところ,韓国のアナリストがアップを始めました.
韓国の事情は分かりませんが,LCKのキャスターなのでしょうかね.
開始30分前で,ステージ上もバタバタしてきました.すると...
PapaSmithyキターーーーーーー!一人だけ10分位早めに会場入りしていました.暇なのかスマホを弄っていました.
のアツいコールにニヤリとThumbs Up.説明聞いてください.この日のマッチアップ的にKorean対決なのでPapaが呼ばれるのは順当なところでしょうね.
そうこうしているうちにDeficioとKobeもキターーーーーーーーー!
Analyst同士楽しそうに話しています.すると...
Dashもキターーー!!!!!!Dashは結構緊張していました.
ファンサービスもバッチリです.この距離感はこの席しか味わえないと思うと感慨深いものです.各人自由に準備をしています.
のコールにはハートマークで返しています.
開始まで10分.Quickshotが出てきました.応援のコールの方法と,諸注意をしていました.
ステージ上を走り回って楽しんでいました.ご満悦の様子でステージから降りていきました.これで手当が出ないというMontecristoの告発通りとすると大変ですね.
この席が惜しむらくはカップが見辛かったことでしょうか.
前座を楽しんでいるうちにあっという間に時間が過ぎてしまい,いよいよ開始となります.
対戦するのは韓国チームのSKTとROXでした.
各チームを呼び込むのはRivです.今回Rivはキャスターにはならなかったので,こういった形での登場となりました.
両チームスタンバイ.いよいよ試合開始になります.
結果についてはもうご存じの方が多いと思いますし,VODもありますのでそちらでご確認ください.決勝戦と同様とも言われていただけあって,内容はどのマッチも濃いものだったように思います.が,なんといっても2戦目,3戦目でしょうか.
こうして振り返ると濃い一日だったように思います.疲れましたが.試合内容もアツく,生の空気感を知れたのはいい思い出です.
友人の戦利品を振り返りつつ,今回を締めくくりたいと思います.
長い駄文にお付き合いいただきありがとうございました.
次回Day2も近いうちに更新します!お楽しみに!
そして来る準決勝初日ですが,旅行の日程としては2日目となります.正直なところ時差ボケが抜けず…悶々としながら横になっていたものの,結局ここでもあまり眠れませんでした.そうこうしているうちに朝9時頃になっており,外を見てみるとあいにくの雨.土砂降りという天候がNYにあるのかは分かりませんが,この日はパラついたり止んだりという,ある意味で一番鬱陶しい天候でした.彼らがHoodieを着る理由がよく分かったような気がします.程度にもよると思いますが,傘をさす人とHoodieで半々くらいでしょうか.
雨も降っているということで,屋外の観光地ではなく屋内の観光施設へ向かうことに.電車も嫌,と駄々をこねた結果uberを使うことになりました.
uberだと11ドル程度かかりました.とはいえ雨の中歩いていかねばならないということを考えれば,ホテル前から目的地まで届けてもらってこの値段なら安いのではないかなと思います.すぐ来ますし.ということで行ったのはアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History).日本でいうところの科学技術館とかを想像していただければ大体どのような所か分かるかと.ナイトミュージアムの舞台にもなってました.
American Museum of National History
ということで午前中の観光地として選択したのはアメリカ自然史博物館です.まずチケットを買います.入場料としては日本と同じくらい~少し高いかなという気もしますが,実際に展示を見てみるとむしろ安いくらいだとは思いますので,ここで値段を気にするのも無粋なものです.
並んで買う窓口と機械の発券機が置いてあったのですが,発券機はなぜかガラガラ.目ざとい友人がすぐに気づいてくれて並ぶことなくチケットを入手し入場.手荷物検査を受けてから入ります.
案内パンフレットは英語だけでなくフランス語など多言語のものが用意されており,日本語のものもありました.流石この規模の博物館となると用意していますね.
館内はFree Wifiが完備されており,自由にネット接続できます.メールアドレスも必要ありません.
アメリカ自然史博物館とはなんですか?
--- ARK: Survival Evolvedです.
正直なところこの博物館があったからこそARK: Survival Evolvedが生まれたのではないかと思ってしまうほど資料が揃っていました.逆に言えばARKはそれだけしっかり世界観を作っていたのだなと気付かされます.
4階から回っていったのですが,一面骨だらけ.これだけの発掘した化石を用意できるのは大陸ならではという感じで,その量は素晴らしいものがあります.旅行していたメンバーはARKを少し遊んでいたことから,なんだか見たことあるな~と感じつつ回っていました.本当に量が多いので全ては紹介しきれないのですが,撮影したものから幾つかピックアップしていきます.
これだけの頭蓋骨ですが,脳はどのくらいの大きさなのだろうという話をしていたのを覚えています.また角周りの扇状の部分というのは骨なのですね.軟骨か筋肉のような組織だと思っていました.
実際に発掘された骨とレプリカで補填しているものがどの部位か分かるようになっています.結構集まっているようです.
そのエリアで紹介された種族の系統図が各ブロックに置かれています.画像では一見小さく見えますが高さは4mくらいあり,相当巨大です.
Tameして空を飛んでいけそうな鳥や海洋生物はこのように吊るされて展示されていました.
恐らくこの博物館で見かけた化石の中で最も巨大だったのはこれだと思います.部屋の端から端まで約40mくらいはあるのでしょうか,あまつさえ出入口から頭が飛び出てしまっているという.こういう演出は面白いですよね.
ARKにもこのような亀が居ました.硬い上に噛みつかれると結構痛いという.
専門家が頭だけでどこまで予想できるのかは知らないですが,流石にこれだけでは無理があるのではと思いました.
C9 Monkey Spotted
広大な恐竜・化石コーナーを終えると次は動物の剥製が並ぶエリアに移ります.
各セクションでテーマが決まって展示されています.
この雰囲気って,CoD MW2のおまけを思い出すのですがどうでしょうか.ちょっと違うかな?
AFRICAの世界観丸出しのサバンナの動物や,密林のオランウータンまで.
間違えました.
そして...
C9 Monkey.白い歯と少し上げた左手がチャーミング.
その他にもNYで観ることの出来る鳥など変わったコンセプトの展示もあります.
地域の文化
2,3階は人類史という感じで,それぞれの民族の文化に触れることが出来ます.
狩猟のための武器は本当に様々ですが,弓や吹き矢だけはどの地域でも見受けられるという感じ.逆に剣や槍といった近接武器の作り方は異なっているように思います.
Gnarのメインウェポン(どちらかと言うとSivirかもしれませんが),ブーメランも狩猟や戦闘の武器として利用していたとのこと.形も様々です.
謎の彫刻.やたら顔がリアルという.
こういった小さい魔除けの人形?彫刻というのは沢山保管されていました.大きさも色々で,身長くらいのものからモアイサイズまで展示されています.
こちらも何らかの意図があるのでしょうが,木彫りです.
こちらは中国かどこかアジアのものだったと思いますが,装飾が尋常ではない精巧さだったのが印象的でした.
口噛み酒の文化はどこでもあったという事が分かります.アジア圏としては日本も片隅(Far Eastらしさ出てると思いますが)で展示されていました.やたら侍がFeatureされていたのですが,疲れ果てていたため写真を撮っていないという大失態.日本文化として天皇制に触れられていたのを覚えていて,確かに世界的にみても長い歴史の皇室は珍しさがあるのかなといったところでしょうか.
ということで,このエリアでは各民族文化の歴史を体験できるのですが,結構不気味なものも多く,なんだか呪われそうな雰囲気の場所もありました.実際かつては呪詛の意味で利用していたのだろうという道具も展示されているので,興味深い反面こちらもお祓いされたい感じです.
Ocean, Space
一階に降りてくると,水生生物の展示があります.
クラゲからクジラまで多数の展示がありますが,リアルに生息している様子を観察できる水族館に一歩譲るかなという感じで,少し物足りなさもあります.とはいえ展示の種類は豊富なので,珍しい生物を見ることも出来ます.
一階には他に宇宙に関するものや鉱物や元素に関するセクションもあったのですが,既にここまでで結構な時間になってしまったので回らずに退散しました.もう少し時間があれば入れ色回れる感じなので,訪れる方は4,5時間は確保しておいたほうが良いかもしれませんね.
ミュージアムショップは館内に何箇所かあります.マグカップやアパレルだけでなく,誰が買うのだろうと疑ってしまう7999ドルのアメジスト原石が巨大な塊状態で売られています.
The Riftwalk
アメリカ自然史博物館で呪われた一行は時間を考慮して早めに移動を開始しました.この段階で14時過ぎだったと思います.向かうのは勿論MSG.
MSGはPenn Stationから直結で入ることが出来ます.雨だったのでこれはありがたい限りです.思えば後楽園 - 東京ドームや九段下 - 武道館,海浜幕張 - 幕張メッセなどは全て一度地上に出るので是非見習って欲しいものです.
ロビーには模型が置かれています.こうしてみると大きい会場であることが分かると思います.2万人弱位は入るのではないでしょうか.既に会場は受け入れできる様子でした.
さて,開場前に着いたわけですが,それには理由があります.それはこちら.
MSGの通りを挟んだ向かい側のPENN PLAZA PAVILIONで開かれていたRiftwalkを観に行くためでした.Riftwalkは朝10時からMSG開場の16時まで開いていたのですが,終了間際ということもあって人が多かったのか,入るのに少し列を作って待っていました.
待っている間に2人組に声をかけられ
“SKT or ROX?”
と聞かれたので“ROX”と返すと意見が一致したのかhigh five.
NFCタグの付いたリストバンドを陽気なスタッフさんに付けてもらい入場します.
この後は展示を見て回ったり撮影コーナーで写真を撮ったりと色々出来るようになっています.展示についてはまた別途記事にしますので,そちらでご確認ください(画像が非常に多くなりそうなので).
The New York Public Library
さて,自然史博物館で呪われた後にRiftwalkでサモナー気分を味わったことになりますが,それでも時間としては15時半くらいで,開場を待つにしても少し早いかなと判断し,また観光へ.MSGから程なく歩いたところ(8ブロック,15分程度)にニューヨーク公共図書館があります.
この位置関係,覚えていますでしょうか.The DivisionではDark Zoneとしてネームドのボスがスポーンする場所でしたね.
これだけの建築が残っているのは地震の少ないエリアならではだなと思います.
内部では本を借りて読むことも出来ますし,机を利用してPCを広げることもできます.ハリーポッターの世界のようですね.読書スペースではなく,フリースペースがあったので一行もここでひと休憩することに.そしていよいよ開場の16時を回ったのでMSGへと向かいます.
The Madison Square Garden
図書館を出て,また歩くこと15分.会場となるMSGに到着します.円形の特徴的なデザインの建物が見えてくれば気持ちも高ぶるというもの.
会場周辺はもうコスプレをしている人からTeemo帽子を被っている人,TSMのジャージ姿の人など様々で,サモナーで溢れかえっていました.
LoLバナーも掲げられていて,このブロックはWCS一色でした.
そして手荷物検査を済ませます.ここはスタッフが異様にピリピリしていて,何故か怒号が飛び交っているという.萎縮させていく作戦なのか...
エントランスロビーには物販が有ります.ここが一番揃っていますが,カウンターが二箇所しかなく,ものすごい混み方でした.友人はフレンドの分も含めここで結構買っていましたが,問題なく接客してもらえたとのこと.
会場への入場は一箇所から.Arena Levelと100 Level,そしてvipなどに向けたSectionがあります.
そして入場前に警告が出ています.放送に顔が映る可能性があるということ,写真に映り込む可能性があることなどが書かれています.同意できない場合は引き返すことになります.
チケットを見せて通過すればスティック風船の配布が有ります.そしてエスカレーターを登り,100 Levelの入場口から入ります.
このレベルにも物販がありますが,品揃えは少なめ.私はポロのぬいぐるみが欲しかったので,こちらで購入.友人は防止やフィギュアを買っていました.こちらはほとんど並んでいなく,スムーズに購入できます.
そして入場していきます.隣接するブロックとの間に昇降口があります.ここにもスタッフが配置されていて,チケットの確認とともに席まで案内してもらえます.
The Awesome View
座席は最高でした.
本当に手の届くような距離にアナリスト席が有り,これは期待できるのでは!?と興奮していたところ,韓国のアナリストがアップを始めました.
韓国の事情は分かりませんが,LCKのキャスターなのでしょうかね.
開始30分前で,ステージ上もバタバタしてきました.すると...
PapaSmithyキターーーーーーー!一人だけ10分位早めに会場入りしていました.暇なのかスマホを弄っていました.
DADDDDDDDDYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY I LOVE YOOOOOOU!!!!!!!
のアツいコールにニヤリとThumbs Up.説明聞いてください.この日のマッチアップ的にKorean対決なのでPapaが呼ばれるのは順当なところでしょうね.
そうこうしているうちにDeficioとKobeもキターーーーーーーーー!
Analyst同士楽しそうに話しています.すると...
Dashもキターーー!!!!!!Dashは結構緊張していました.
DAAAAAAASSSSSSHHHHHHHHH!!!!
ファンサービスもバッチリです.この距離感はこの席しか味わえないと思うと感慨深いものです.各人自由に準備をしています.
DAAAAASSSSHH! I Love YOU!
のコールにはハートマークで返しています.
開始まで10分.Quickshotが出てきました.応援のコールの方法と,諸注意をしていました.
Let's Go Tigers!
ステージ上を走り回って楽しんでいました.ご満悦の様子でステージから降りていきました.これで手当が出ないというMontecristoの告発通りとすると大変ですね.
この席が惜しむらくはカップが見辛かったことでしょうか.
前座を楽しんでいるうちにあっという間に時間が過ぎてしまい,いよいよ開始となります.
2016 WCS Semi-Finals Day1
対戦するのは韓国チームのSKTとROXでした.
各チームを呼び込むのはRivです.今回Rivはキャスターにはならなかったので,こういった形での登場となりました.
両チームスタンバイ.いよいよ試合開始になります.
Day1 Highlight
結果についてはもうご存じの方が多いと思いますし,VODもありますのでそちらでご確認ください.決勝戦と同様とも言われていただけあって,内容はどのマッチも濃いものだったように思います.が,なんといっても2戦目,3戦目でしょうか.
I can't wait to watch GORILLA's Support MF. They must have been saving this pick forever.
Jatt
Worldという大舞台で行われたROX一世一代の大仕掛け.SKTに一矢報いるために隠し通してきたとも言えるであろう,Zyraのカウンターがお披露目となりました.実際に機能してしまったのが凄い.とはいえJattはAP振りでEをスパムするところまで知っていたようですね.Supportとしてかは兎も角,ARAMなどでは結構見かけなくもなく,nerf入る前であればAP MF自体もそこまで珍しいものではなかった,といえばそうなのですが.
そしてbase raceにおけるこのarrow.会場で鳥肌立ってました.
そしてまさかの2度めのMF Support.AsheをPickしたことから即座にCaitを選択する辺りSKTも流石ですね.とはいえラストピックまでMFを隠していたので結局Zyraを先出ししなければならい結果に.結局3戦目はROXが余裕を持って勝利しました.MF supツヨシ(Jattも述べていましたが,お膳立ては必要なので単体ではどうかなといったところではあります).
1.5%の輝かしき数字.この後は御存知の通りWeird PickにはWeird Banをということで,SKTはMFをBANし続け,勝利をもぎ取りました.5戦目はPeanutのGankも刺さり,ROXに風が吹いていたような気もしたのですが,SKTの底力を見た感じです.
GG Tigers!
非常にアツいBO5でした.この時点で時間は11時を回っていたと思います.流石に疲れてしまったので,終了後のインタビューは見ずに帰りました.生Sjokz見たかった~
The longest day of my life
こうして振り返ると濃い一日だったように思います.疲れましたが.試合内容もアツく,生の空気感を知れたのはいい思い出です.
友人の戦利品を振り返りつつ,今回を締めくくりたいと思います.
長い駄文にお付き合いいただきありがとうございました.
次回Day2も近いうちに更新します!お楽しみに!