デスクトップとモバイルの境が曖昧に - 次世代Snapdragon

QualcommはIntelとAMDの二強状態に食い込んで来るのかもしれないなぁ,と考えるきっかけとなったのがこちらのコラム.
Windows 10 Mobileが登場したことで、Continuumを利用してスマートフォンをデスクトップPC的に使うことに注目が集まっている。しかし、GPUの性能だったり、メモリの容量の問題だったりで、完全にPCの代わりになっているかと言えば、そうではない。
 from PCWatch
現在のモバイルプロセッサとデスクトップPC向けのプロセッサには大きな開きがあるのは間違いないものの,Qualcommはその発言からそのギャップを埋めようとしているのではないのかというもの.以前どこかで書いたような気がしますが,現在ではCPUのパワーよりもGPUパワーを求められることのほうが多く,CPUがボトルネックになるという事態は少なくなってきています.
VRの登場やモバイルディスプレイの高密度化,そして新登場してきた自動車への組み込み用途という環境を考えると,デスクトップPCに近い性能がモバイルに近いサイズで求められるように見えます.双方のニーズを満たせるプロセッサというのは勿論モバイルPC向けとしてIntelやAMDもノウハウの蓄積はありますが,Qualcommも無い訳ではなくスマートフォンの市場ではかなり独占的なイメージさえあります.

ノートPCでも近年では2in1タイプのものが増えつつあり,モバイル製品であるタブレットとの境界が曖昧になっています.デスクトップではHDMIないしはMHL規格を利用することでスマートフォンを大画面に出力しつつキーボードで入力が可能になったり,そもそもスティックPCといったものも登場してきていますから,小型化と高性能化が進んでいます.OS側での対応も進んでおり,そういった点ではWindows10は非常に強いといえます.そう考えると明確にデスクトップPCがイニシアティブを発揮できるのは負荷の大きいグラフィックスに関する部分となりますので,Qualcommがボトルネックと考えて力を入れてくるのも当然といえば当然...

フルスペックの3Dゲームをさくさく動かすのは勿論無理でしょうが,その他では不足なくデスクトップPCの代わりなるのではないかと .以前紹介したこちらの記事もあります.
Additionally, Intel does not go easy on its server processor pricing, and this is another area where Qualcomm will also be looking to attack. Long time back, there was news suggesting that Qualcomm was prepping a 64-bit capable processor that had been codenamed Hydra.
from WCCFTech 
用意しているプロセッサをGoogleのサーバーで使いたがっているという話.モバイルOSの大半を担っているといえるAndroidを抱えていることを考えると,別にサーバーだけでなくデスクトップの可能性もあり.Chromebookを足がかりにこちらもPC産業に入ってくるかもしれないですね.

2020年ごろの動きとして上げられていますから,まだまだ先の技術になりますが動きに注目ではあります.

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