マウスの設定は皆さん適切でしょうか.その確認方法と調節方法について少しまとめておきたいと思います.ゲーム中の誤クリックは目も当てられない事故ですので,回避していきたいところです.
何度かゲーミングマウスに関しては取り上げていますが,設定についてはそこまで触れていませんでした.慣れも大事だと思いますが,折角高額を投資して購入したマウスですから,ユーザーが合わせるのではなくある程度マウス側で設定を落としこんで納得がいく状態にしたいものです.とはいえ,マウスの設定というのは意外と難しく,そんな設定を弄っているより早く買ったデバイスでゲームを遊びたいもので,後回しにしてしまうことも少なくありません.
因みにLoLでの設定に関して以前書いていますが,そこでこのように言っていました.
LoLが内部でどのようにスケールされているのかは不明ですが,恐らくWindowsと同じなのかなァというところですので,安牌として中央付近に.細かく変更したい場合は上記の記事をご覧くださいませ.
BF4の試射所では的が沢山並んでいて,それで調節してみるのも悪く無いです.動いている的でも距離を調節すれば左右移動のブレを含めた調節ができます.画像には4枚の的が写っていますが,仮に今狙っている的から左側の的に照準を動かすとするとどういった操作になるでしょうか.
マウスを左に動かしますね.この時大事なのは,ジワジワと意識しながら移動するのではなく"サッ"っと動かすことです.右の的から左の的にサッと動かしてみると意外と...
いきすぎたり.
移動量が足りなかったりすると思います. "サッ"の感じにも毎回差はあると思うので,ブレの量を少なく収束するように調節していきます.つまり行き過ぎたのであればDPIを落とす,ないしはゲーム内センシを落とす,足りなかったのであればDPIを上げる,ないしはゲーム内センシを上げていきます.このフィーリングこそが重要ではないでしょうか.振り向き何センチといった話をよく聞きますが,その値が重要なのではなく,その人は180度という角度をそういう感覚で捉えているということです.
BF4は航空機も登場しますので,上下の動きも重要です.リコイルも制御しなければなりません.テストレンジのMAPには島中央に建物があります.そこの壁を見てみるとタイル張りであることが分かります.上記の方法で大雑把に設定を落とし込んだ後はこちらで細かく調節していきます.
このタイル,直線ですが結構色々な形のものがあります.これを適当になぞってみます.
なぞっていると,こちらでも行き過ぎたりフルフルしたりすると思います.先程と同様に少しずつ調節していきますが,腕の構造的に縦には移動しづらいですから,マウスでXYのセンシを別々に変えてもいいと思いますし,ここで縦の移動について練習するのもいいと思います.基本的には横移動のほうが多いですから,まずは横方向を中心に調節後,縦移動の様子を確かめるといったところでしょうか.
LoLでも意外と精度を求められることがあります.こちらも先程と同様に調節できます.
ベースがいい感じですね.これをなぞっていけば良さそうです.LoLのインゲーム設定での調節は結構難しいので,DPIで調節することになると思いますが,時間を厭わないのであれば設定ファイルの書き換えでも可能です.
以上2つのゲームで至適センシを調べ,調節していく方法についてご紹介しました.くれぐれもエイムミスとクイックキャストの組み合わせで戦犯とならないよう...健闘を祈ります.
因みにLoLでの設定に関して以前書いていますが,そこでこのように言っていました.
解決策は2つ.変更する方法に関しては述べていましたが,どのように落とし込んでいくのか,という手法については書いていませんでした.手法に関してはどこかの動画で見たもの(動画を確認次第引用したいと思います)となり知っている方も多いと思いますが,今回は"落とし込み"の方法について,少し拡張しつつ考えてみたいと思います. DPIとWindowsのスケール,ゲーム内センシについてはこんがらがりがちですが,今回のテーマはそこではないので,あまり深く立ち入らずサックリと進めていきます.
・我慢する.
・設定をどうにかする.
FPSかMOBAか
ゲーミングマウスの使途たるPCゲームは世に数多存在していますので,流石に全てをカバーしきることはできそうにありません.そこで今回は代表格であるFPS(BF4)とMOBA(LoL)にターゲットを絞ります.Windowsの設定は?
ゲーミンググレードのお高めのマウスを使っているのなら6/11でいいでしょう.余程極端な設定にならない限りは問題ないはずです.スケール1:1の安心感があります.必要ならば実用性を考えると数値を落とす方向で進めていきたいところですが,深く考えることでもないような気がします.
画像は5/11となりスケール値は0.75となります.
つまり1カウントで0.75px動くことになります.
ゲーム内設定?
こちらもスケールはできるだけ1に近い方が良いとは思いますが,こちらも1px動かすのに1カウント以上要するようにしたところです.つまり1以下で良いのではないでしょうか.LoLが内部でどのようにスケールされているのかは不明ですが,恐らくWindowsと同じなのかなァというところですので,安牌として中央付近に.細かく変更したい場合は上記の記事をご覧くださいませ.
では何を変えるのか
今のところ中央だのスケール1だので留めていますが,そのままでは調節できません.そうするとどこで調節するのかという話になってきますが,マウスのDPIを変えていきます.とはいえWindowsとの兼ね合いやジャンルの異なるゲームを遊ぶ際等の懸念が出てくるとは思うので,一番利用時間の長いものに合わせて調節すればいいと思います.普通の人であれば800~1600の間くらいでしょうか.
私はRazerユーザーですのでSynapseにて.
どう調節していくのか
まずは以下の画像をご覧下さい.BF4の試射所では的が沢山並んでいて,それで調節してみるのも悪く無いです.動いている的でも距離を調節すれば左右移動のブレを含めた調節ができます.画像には4枚の的が写っていますが,仮に今狙っている的から左側の的に照準を動かすとするとどういった操作になるでしょうか.
マウスを左に動かしますね.この時大事なのは,ジワジワと意識しながら移動するのではなく"サッ"っと動かすことです.右の的から左の的にサッと動かしてみると意外と...
いきすぎたり.
移動量が足りなかったりすると思います. "サッ"の感じにも毎回差はあると思うので,ブレの量を少なく収束するように調節していきます.つまり行き過ぎたのであればDPIを落とす,ないしはゲーム内センシを落とす,足りなかったのであればDPIを上げる,ないしはゲーム内センシを上げていきます.このフィーリングこそが重要ではないでしょうか.振り向き何センチといった話をよく聞きますが,その値が重要なのではなく,その人は180度という角度をそういう感覚で捉えているということです.
BF4は航空機も登場しますので,上下の動きも重要です.リコイルも制御しなければなりません.テストレンジのMAPには島中央に建物があります.そこの壁を見てみるとタイル張りであることが分かります.上記の方法で大雑把に設定を落とし込んだ後はこちらで細かく調節していきます.
このタイル,直線ですが結構色々な形のものがあります.これを適当になぞってみます.
なぞっていると,こちらでも行き過ぎたりフルフルしたりすると思います.先程と同様に少しずつ調節していきますが,腕の構造的に縦には移動しづらいですから,マウスでXYのセンシを別々に変えてもいいと思いますし,ここで縦の移動について練習するのもいいと思います.基本的には横移動のほうが多いですから,まずは横方向を中心に調節後,縦移動の様子を確かめるといったところでしょうか.
LoLでも意外と精度を求められることがあります.こちらも先程と同様に調節できます.
ベースがいい感じですね.これをなぞっていけば良さそうです.LoLのインゲーム設定での調節は結構難しいので,DPIで調節することになると思いますが,時間を厭わないのであれば設定ファイルの書き換えでも可能です.
以上2つのゲームで至適センシを調べ,調節していく方法についてご紹介しました.くれぐれもエイムミスとクイックキャストの組み合わせで戦犯とならないよう...健闘を祈ります.