約60万円のサウンドバー - Creative X-Fi Carrierについて 簡易レビュー他

サウンドバーとしては史上最高の価格?となる$5000の値段が付けられているCreative X-Fi Carrierとは一体何なのかをざっと観ておきたいと思います.

値段

テレビの音響を強化する目的で,シアターシステムとしてサウンドバーを導入している例は少なくないと思います.音響的な迫力などは兎も角,5.1chや7.1chといったサラウンドシステムを導入するよりも省スペースですし,接続も簡単ということで各社こぞって作っていた時期があったように思います.ホームシアターという点ではやはりBoseの独壇場となっていますが,低価格帯を見てみると国産メーカーも多数リリースしていることが分かります.
中で最も高額なサウンドバーはBoseのKifestyle 135システムが有りますが,こちらはどちらかと言うとサラウンドシステムに近い感じで,それでも\323,784となりますからサウンドバー+サブウーファーという構成のX-Fi Carrierの方がサウンドバーとしてみると高額かなといったところ.

ということで,今回のCreative X-Fi Carrierが本当に$5000で発売されるとするならば,相当に高額な製品となっていることが分かります.とはいえ必ずしも$5000という訳でもなく,注文の段階に応じて値段が変動するシステムが採用されていますので,段階によっては格安の値段で入手することができるようです.初期の200台に関しては$1750,そこから100台増える毎に値段が上がっていきます.
今のところ120台売れていて,$1750なのはあと80台となっています.予約すれば最高でも$2400で入手できることを考えると,一体誰が$5000で買っていくのだろうという気もします.発売は2016年9月とかなり先に設定されていることを考えると,そういった売り方なのだろうと察することもできますが,その後に関しても注目ですね.

中身

The X-Fi Sonic Carrier is an elegantly-designed high-end lifestyle entertainment platform that integrates all the advanced technologies and convenience in a single beautifully crafted aluminum body. The system is powered by 7 processors with 14 cores and offers a 15.2 high-resolution audio system in a 11.2.4 (front.sub.height) speaker configuration with Dolby Atmos 5.1.2 capabilities.
from VR-ZONE
アルミ製筐体のいたるところにスピーカーが設置されており,合計で15ch,更にサブウーファーの箱には2つのスピーカーが搭載されていますから計2chとのことで総計して15.2chのシステムになるとのこと.上向きにスピーカーを搭載することで天井からの反響を利用し,擬似的ではあるもののDolby Atmosに対応できているとのこと.同様の方法は他のメーカーでも取られており,最近のAVアンプはDolby Atmos対応を謳っていますから手軽に導入できるという点は悪くなさそうではあります.サブウーファーは無線接続とのことで,設置場所を選ばないとしていますが,出力の方向が逆向きですからできるだけ偏りのない位置に設置したいところではあります.

接続

接続性は良好で,現状考えられるものはほとんど対応しているようです.4Kのシステムにも対応しているとのことですから,長く使えそうですからサウンドバーがどうしても欲しいというニーズにも一定の対応をしているようです.

レビュー

映画鑑賞などホームシアターでの用途であることを踏まえると,ピュアオーディオ的な鳴り方を期待してはいけないという前提は必要なように思います.特にこの分野で人気なのがBoseですから,そういった音作りを意識していることは間違いないでしょう.
We loved what we heard from the system’s ability to produce the low rumbles of bass heavy sequences. The wider mid-range was loud, but not yet impressive, while the high notes were a tad harsh in our opinion. However, we must caution that there’s much tweaking that’s yet to be done and it’s at least another half a year before you will see it in retail.
サブウーファーの効果は絶大ながら,高音がやや刺さり気味のようで,所謂ドンシャリに近いのかな?といったところでしょうか.

値段の所以は分からず

一体どうして$5000ものプライスタグが付けられたのかは不明で,スピーカーの数,サブウーファー付属ということ,まだプロトタイプしかリリースされていないということを踏まえると予約における最高値$2400が順当なところなのかなという気がしてしまいます.確かにAtmos対応であったり,4Kも対応していたりと悪くはないと思いますが,市場に出回っている製品の倍以上の定価となる理由は見えてきません.PCオーディオでは一定の評価はありますが,ホームオーディオの分野での知名度はまだまだなのではないかなと思いますし,どういう層を意識しているのかは気になるところですね.

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