ゲーミングデバイス というと,だいたいは 海外メーカー の輸入品で,普通のPC周辺機器より一回りも二回りも高いものの,見合った機能やデザインを備えているのでそちらを買うしかない状況です.逆に安いものは 某赤い国旗の国産 でゴテゴテしたデザイン,ないしは パクリ という...なんと...
ゲーミングデバイスというと,だいたいは海外メーカーの輸入品で,普通のPC周辺機器より一回りも二回りも高いものの,見合った機能やデザインを備えているのでそちらを買うしかない状況です.逆に安いものは某赤い国旗の国産でゴテゴテしたデザイン,ないしはパクリという...なんとも手の出しづらいなぁという感じです.前はその安い価格帯にIE3.0とIMOが君臨していたわけですから恐ろしいものではあります.
from Tier List
国産のPCゲーミングデバイスメーカーは無いわけではない,またゲーミングシリーズということも含めれば周辺機器メーカーも入れて複数あるという事にはなりますが,知名度的にはダーマポイント,ないしはビットフェローズだけかなという気がします.かつてゲーマー向け周辺機器ブランド「DHARMAPOINT」(ダーマポイント)を立ち上げた梅村匡明氏が,DHARMAPOINTから離脱して約1年(関連記事)。Nキーロールオーバー対応のパンタグラフキーボードを引っさげ,氏はゲーマー向け周辺機器市場に帰ってきた。果たしてなぜ氏はDHARMAPOINTを去り,新しい「ビットフェローズ」ブランドで何を目指すのか。過去から将来の計画までを聞くことができたので,その内容を余すところなくお届けしたい。
from 4Gamer
DRTCM37,38はかなり好評だったようにも思いますが結局ダーマポイントは解散してしまい,もう入手するのも困難な状況です.ビットフェローズは今後も積極的にゲーミングデバイスを作っては行くようですが,どうにも母体がダーマポイントとは違うということもあり,そのペースはそうそう早くはなさそう.
で,唐突に出てきたのがコンシューマー向けのデバイスを複数リリースしているHORIとなります.HORI PADシリーズは世界的にもそこそこ知られているようで,デバイスメーカーとしては歴史もありますし,やっときたかという感じもしますね.PC向けにもゲームパッドを売ってたりするので,全く新規というわけでもなく,家電量販店には必ずおいてありますから,名前を聞いたことがないという人はそんなには居ないのではないでしょうか.
家庭用ゲーム機の周辺機器を手がけてから、約30年もの歴史を築き、日本におけるゲームデバイスメーカーとしての自負を持つ同社が、PCゲーミングデバイスを意識してこなかったはずはないだろう。ホリはユーザーによるPCゲーム用デバイスの開発要望が以前からあったこと、そして近年盛り上がりを見せるPCゲームの市況を見極めた上で、参入を決意したという。
from PC Watch
第一弾シリーズは11月6日発売とのことで,マウス,キーボード,マウスパッド,ゲームパッドのリリースを予定しているそうです.
家庭用ゲーム機向けの周辺機器を製造・販売するホリ(HORI)は、新たにPC向けゲーミングデバイスのブランド「EDGE」を立ち上げることを発表した。同ブランドでは11月6日より、マウス、キーボード、ゲームパッド、マウスパッド2種の計5製品を発売する。
続いて小西氏と太田氏より、製品説明が行なわれた。商品名は、マウスが「EDGE 101(EGJ-101)」、キーボードが「EDGE 201(EGJ-201)」、ゲームパッドが「EDGE 301(EGJ-301BK)」、ソフトタイプマウスパッドが「EDGE 401(EGJ-401)」、ハードタイプマウスパッドが「EDGE 402(EGJ-402)」となっている。1xxはマウス、2xxはキーボード……といった具合に、型番を見れば製品ジャンルがわかるようにナンバリングされている。
from Game Watch
マウスとキーボードをチェックしてみます.
クリック用のスイッチ,金属製フッ素コートのソール,デザイン,特徴的な手前のサイドボタンなど独自要素満載ですが,値段は7,980円とのことで,国内メーカーからすると少しお高めといったところのように感じます.個人的に気になるのはサイドボタンで,この手のサイズのマウスを握るときに掴み持ちをすると,どうしても奥のサイドボタンが押しづらくなってしまいます.逆に手前にあればいいのになぁと感じることはあり,Razer Imperatorはいいアイディアだと思っていましたが,まさか思い切ってこういう形を取ってくるとは...どこまで機能を割り当てられるのかは分かりませんが,想定される機能を考えると通常のマウス前後キーなどとして使えそうではあります.
写真を見ても分かるとおり,本体左右側面の手前側に置かれたリアボタンは,どう考えてもゲーム用途では使えないわけだが,HORIによればこれは,「ゲーム中以外のタイミングで,ちょっと手の届く,便利なボタン」的な扱いになっているそうだ。ゲーム用途ではあくまでも9ボタンマウスであって,左右リアボタンは,Skypeを使ったボイスチャット中にぱっとミュートを有効化するとか,そういった用途に使うためであり,「(社内でも)賛否両論はあったが,他社製品との差別化のため,あえて付けることにした」(小西氏)とのことである。
from 4Gamer
特徴は3年近くかけて独自開発したというメカニカルキースイッチ。一般的なキースイッチのオンストロークが2mmなのに対し、「EDGE 201」は1.5mmとなっており、入力の高速性を高めている。キー荷重は55±20gとやや重めの設定。高速な入力のために適度な反発力が必要なためだとしている。キーの感触は、底打ちまで荷重の変化がほぼないリニアなタイプ。
from Game Watch
今回の一連のシリーズはとにかく独自性にこだわっているようで,このようにパンタグラフ並に薄いキーキャップとメカニカルスイッチの組み合わせは珍しいように思います.その分タイプの安定性が気になりますが,剛性を向上することでぐらつき等の軽減も考慮されているようです. フルサイズ,フレームのないキーのみのデザインですが,イルミネーションも備えており必要最低限の機能はあるのかなという感じですね.独自開発というキースイッチはCherry軸との互換性もあるようで(見た目からして一目瞭然ですが), 好みにカスタマイズもできるようです.メンテナンス性やカスタマイズ性が高いのはありがたいですね.メディアキーなどは搭載していないようで,価格は23,544円と東プレ静電容量式の最上位モデル並みの値段となってしまっていますがそれだけこだわって作っているという事なのでしょうか.
どちらもところどころ"手の小さめな日本人"ということをよく考えているな,という印象を受けました.長く企画があり,そこから開発をしていたとのことで,確かに細部まで細かく練られているという気がします.最初のリリースということで,堅実でシンプル,無駄な機能をほとんど搭載していない製品となり一見するとインパクトは少ないですが,国内メーカーということや加工の多くも国内で行われているということからそういった安心感,作りの良さはあるのではないでしょうか.
それぞれのデバイスは既に利用できるようで,各所のネットカフェで利用できるようです.秋葉原にあるアイ・カフェ AKIBAPLACE店は,LoLやBF4など"ある種マイナー"なタイトルもインストールされています.個人的にも度々利用しており,会員証もスマートフォンで済むので手続きも楽だったりします.以前レジェンドのFatal1ty氏が来日してゲームをプレイをしていたりと,e-Sportsに力を入れており,席によっては声出しも可能というPCゲーマーからするとありがたい環境が整っていると思います.他にも各メーカーのデバイスを揃えているので機会があれば寄ってみたいと思います.