NVIDIAカードユーザーなのにMG279Qを購入したのでレビュー

久々の更新ですが,レビューしていきたいと思います. 
 昨年辺りから,ASUSやAcer,BenQ...といったメジャーメーカーから2560 x 1440のWQHDないしは4Kといった解像度でも,高リフレッシュレートのモニターが発表されてきていましたが,中でも高解像度な27inchのゲーミングモニターは結構付加価値もつけやすいという点からかボチボチ発売されていました.

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from 4gamer

今までは,ゲーミングモニターの草分け的な存在であるBenQのXL2410Tと,現在は生産終了してしまった,ASUSのWQHD解像度のPLSモニターPB278Qを使っていました.XL2410Tは発売から使っていたので結構な期間になり,流石にTNパネルということもあってかなんだか物足りないなぁと感じるようになっていました.
 
それにしてもこの二人,最近名前を聞かない...

PB278Qは2年ちょっと使っていたことになりますが,似非IPSといえどXL2410Tから見ると随分と発色もいいように感じられ,そろそろメインディスプレイであるXL2410Tは変えておきたいと思っていました.
で,ではIPSで120hz以上ってどのモニターなのよ,という話になってきますが,現状
Acer XB270HU bprz
ASUS MG279Q
の二択だと思います.結局これらのモニターのパネルはどちらもAUOのM270DAN02.3を利用していることから大枠は変わらず,あとはメーカー毎のチューニングの差やFreeSyncかG-syncかといった違いになってくる訳です.それぞれの機能差はメーカーサイトを見ると分かりますが,NVIDIAかATIかという差が主軸で,次にブラー軽減機能等...となってくると思います.こちらで詳しい比較が行われています.総合的にはどっこいどっこいだが,値段を度外視すればXB270HUが一歩リードかなといった印象です.

私がMG279Qを選んだ理由はやはり価格です.それぞれ米国$で$799と599$ですからあまりにも差があるような気がします.そもそもXB270HUは国内発売されていないですし,その他WQHDのゲーミングモニタはTNパネルが主ですからあまりニーズを満たしてくれないかも...ということでMG279Qしか選択肢がなかったとも言えます.

そんなに焦って買う必要もないよねという,声も聞こえてきますが逆にそこまで待つものもないかな?という気がしましたので購入に踏み切りました.PB278QでWQHDの広い作業スペース知っていたので,やはりこのサイズをメインモニタで利用したかった,というのと単純にWQHDでゲームを遊んでみたかったという点が特に待たなかった理由です.
購入はAmazonで¥77,992でした.プライムのため翌日に配送されました.今は少し差があるようですね.
箱はゲーミングモニタ売りしてるのでPB278Qよりは少しお金がかかっているような気がしますが,BenQよりかはシンプルかなと思います.
開けると支柱まで取り付けられたモニターと台座部分,各種ケーブル類が入ってます(写真撮り忘れ).私はアームを利用するので,そのまま支柱を外しアームを取り付けました.ケーブルに関しては対応してるポート全てのケーブルが用意されているので,基本的に追加購入は不要だと思いますが,古いグラボなど利用していて,DVI出力しかないといった場合,DVIは未対応なので変換アダプタ等の用意が必要となります.

なんか,軽いぞ?重いモニター専用のアームたるERGOTRON MXモニターアームの下限6.3kgあるのか?と一瞬不安になりましたが,問題なく設置完了しました.首が持ち上がったり,アームの調節が効かなかったりということは特にありませんでした.
IPSかつWQHDでこの144hzのスムーズさを知ってしまうと後戻りできないですね.初めて120hzのモニターにした時もそんなことを言っていたような気がしますが...4Kの144hzクラス来たらどうなってしまうんでしょうね.WQHDの広大さは知っていましたが,メインとして利用できる感動がありました.グラフィックカードはGTX970を利用しているのにFreeSyncモニタというチグハグさですが,そこはおいておいて,一部で聞かれるスリープ復帰時に認識されないといった不具合もなく,接続も問題なさそうです.
個人的にパネル以外で好評なのはOSDメニューの操作ボタンで,基本的な操作がスティックで行えるようになっています.これは非常に便利で,是非他のメーカーも見習ってほしいものです.初期設定の輝度が失明しかねないほど明るいため,先ほどのレビュー通りの設定(30ですが私は21にしています)を真似て落としていく必要が出てきますが,その時に実感できると思います.プリセットは4種類ありますが,どれもピーキー過ぎて使いものにならないため,調節は必須です.
また特に狭額縁モデルではないのにベゼルも狭く,ドット欠けも見当たりませんでした.XL2410Tの半分以下...というかXL2410Tが広すぎるのか...狭いベゼルは想像以上に没入感につながっているように感じます.
ゲーム画面からわかる人もいると思いますが,今は拡張も発売されたFF14を遊んでいます.設定を変えないと流石にFullHDの時からフレームで15〜20ほど落ちたように思います.DX9とDX11環境では明確な違いがあるので,DX11環境は変えずに最高設定から一つ落とした高設定(デスクトップPC)にしています.街中で約80FPS,ID中は70〜90程度といったところで,100FPS以上出ているところもあります.ファン停止機構をもつセミファンレスモデルのGTX970にて遊んでいますが,常時FANは回っており負荷は相当だろうと推測できます.とはいえWQHDで遊ぶゲームは別世界のようで,HUDの画面占有率も下がり,快適性は増したように思います.
最近FPSを遊んでいないのでどうかは分かりませんが,FF14やLoLを遊んでいて思うのは,デスクトップでPCゲームをとなるとこのサイズが限界かなという気がします.24inchがいい,という人や画面上での視点移動が頻繁に行われる人にはお勧めしかねます.また7.8万円という価格を考えると,少し手は出しづらいと思います.実際もう少し,6万円台くらいまで値段がこなれてくればお勧めできるのですが...

27inchというサイズが人を選ぶとは思いますが,IPSで144hzなWQHDモニターが欲しいという奇特な人は買って損をしないと思います. また,これ一枚でほとんどの事ができるので,投資に見合うだけのリターンは間違いなくあり,これから初めてゲーミングモニターを買いたいという人にも悪くない選択だと思います.グラフィックカードもやっとFullHD/144hzを脱しつつあり,ややリソースが飽和している製品も最近は多いため,その1choiceになるとは思います.

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